データ集計期間 2019年4月1日~2022年3月31日
病院全体の指標
延入院・外来患者数[アウトカム指標]
1年間の延入院患者及び延外来患者の数です。
[人] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
延入院患者数 | 35,607 | 32,944 | 34,010 |
延外来患者数 | 136,375 | 125,279 | 139,511 |
- 延入院患者数:退院患者数+当日末在院患者数
- 延外来患者数:初診患者数+再診患者数
平均在院日数[アウトカム指標]
1人の患者さんが平均何日間入院しているのかを示す指標です。地域の医療機関と連携などによって、短期間で退院できるよう努めています。
[日] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
平均在院日数 | 4.7 | 5.3 | 4.7 |
(小数点第二位を四捨五入)
- 分子:延在院患者数
- 分母:(新入院患者数+退院患者数)÷2
クリニカルパス適用状況[プロセス指標]
入院から退院までの治療や処置、検査、看護などのスケジュールを時系列に示したクリニカルパスの作成を通じて、わかりやすく均質で無駄のない医療の提供に努めています。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
適用状況 | 71.1 | 68.9 | 79.3 |
(小数点第二位を四捨五入)
- 分子:パス適用件数
- 分母:新入院患者数
手術に関する指標
内視鏡治療の件数、主な処置別の割合 [アウトカム指標]
内視鏡治療の実施件数と、主な処置別の割合です。食道、胃等の上部消化管と大腸、直腸等の下部消化管に分類されます。処置の種別は、ポリープ切除術、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術(ESD)です。
(1)上部消化管(食道・胃等)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
【総件数】 | |||
上部消化管内視鏡治療[件] | 42 | 19 | 26 |
【処置別の割合】[%] | |||
ポリープ切除(EMR,ESDを除く) | 28.6 | 5.3 | 7.7 |
EMR | 26.2 | 21.1 | 42.3 |
ESD | 45.2 | 73.7 | 50.0 |
(小数点第二位を四捨五入)
(2)下部消化管(大腸・直腸等)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
【総件数】 | |||
下部消化管内視鏡治療[件] | 3,503 | 2,824 | 3,330 |
【処置別の割合】[%] | |||
ポリープ切除(EMR,ESDを除く) | 64.5 | 80.7 | 81.7 |
EMR | 33.6 | 17.4 | 16.2 |
ESD | 1.9 | 1.9 | 2.0 |
(小数点第二位を四捨五入)
※検査件数は、「内視鏡検査・治療」の診療実績をご覧ください。
- 分子:分母のうち内視鏡治療の処置別の件数
- 分母:内視鏡治療を実施した総件数
大腸肛門疾患手術件数と疾患別の割合[アウトカム指標]
大腸肛門疾患手術における疾患別の割合です。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
【総件数】[件] | |||
大腸肛門疾患手術 | 1,823 | 1,701 | 1,948 |
疾患別割合[%] | |||
痔核 | 49.3 | 44.0 | 44.5 |
痔瘻 | 22.2 | 24.3 | 23.1 |
肛門裂肛・狭窄 | 5.2 | 5.2 | 5.9 |
肛門周囲膿瘍 | 17.1 | 15.7 | 17.6 |
膿皮症 | 2.0 | 5.6 | 2.4 |
肛門ポリープ | 3.2 | 2.6 | 4.2 |
尖圭コンジローマ | 1.0 | 2.5 | 2.1 |
直腸腟瘻 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
(小数点第二位を四捨五入)
※検査件数は、「大腸・肛門外科(痔の診療)」の診療実績をご覧ください。
- 分子:分母のうち疾患別の手術件数
- 分母:大腸肛門疾患手術の総件数
骨盤臓器脱手術件数と疾患別の割合[アウトカム指標]
骨盤臓器脱手術における疾患別の割合です。
術式 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|---|
【総件数】[件] | ||||
骨盤臓器脱手術 | 603 | 722 | 781 | |
疾患別割合[%] | ||||
子宮脱 | 子宮頚管(腟部)切除術 | 8.6 | 0.8 | 2.4 |
腹腔鏡下子宮腟上部切断術 | 19.2 | 17.0 | 10.1 | |
腟脱 | 腟壁形成術 | 3.8 | 26.3 | 32.0 |
腟断端挙上術(腟式) | 3.2 | 4.4 | 4.4 | |
膀胱脱・膀胱瘤・直腸瘤 | 膀胱脱手術(メッシュ使用) | 8.0 | 0.0 | 0.6 |
膀胱脱手術(その他) | 23.5 | 27.7 | 28.8 | |
腹腔鏡下膀胱脱手術 | 11.3 | 6.0 | 0.6 | |
腹腔鏡下仙骨固定術(LSC) | 2.3 | 5.7 | 1.5 | |
直腸脱 | 直腸脱手術 (経会陰、腸管切除を伴う) |
12.3 | 7.8 | 9.7 |
直腸脱手術 (経会陰、腸管切除を伴わない) |
1.0 | 0.7 | 0.9 | |
腹腔鏡下直腸脱手術 | 6.8 | 3.6 | 8.8 |
(小数点第二位を四捨五入)
※検査件数は、「骨盤臓器脱」の診療実績をご覧ください。
- 分子:分母のうち疾患別の手術件数
- 分母:骨盤臓器脱手術の総件数
腹腔鏡下手術件数と手術別の割合[アウトカム指標]
消化器外科手術、婦人科手術、骨盤臓器脱手術のうち、腹腔鏡下手術における各術式の割合です。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
【総件数】[件] | |||
腹腔鏡下手術 | 566 | 607 | 708 |
手術別割合[%] | |||
胆のう手術 | 2.8 | 1.8 | 2.0 |
結腸切除(悪性腫瘍を含む) | 9.9 | 10.4 | 10.0 |
直腸切除(悪性腫瘍を含む) | 5.5 | 6.3 | 5.6 |
虫垂切除 | 0.7 | 1.6 | 1.6 |
ヘルニア手術 | 11.7 | 11.4 | 18.4 |
子宮全摘出 | 0.9 | 2.0 | 3.0 |
子宮筋腫摘出 | 2.5 | 4.6 | 3.8 |
内膜症病巣除去 | 13.6 | 13.3 | 18.4 |
卵巣のう腫摘出 | 10.2 | 10.2 | 14.0 |
子宮腟上部切断 | 20.5 | 20.3 | 11.2 |
骨盤臓器脱手術仙骨腟固定術 (併施手術を含む) |
14.5 | 13.8 | 2.4 |
骨盤臓器脱手術直腸固定術 (併施手術を含む) |
7.2 | 4.3 | 9.7 |
(小数点第二位を四捨五入)
※検査件数は、「消化器外科(外科)」、「婦人科」、「骨盤臓器脱」の診療実績をご覧ください。
- 分子:分母のうち手術別の腹腔鏡下手術件数
- 分母:腹腔鏡下手術の総件数
ヘルニア手術件数と手術別の割合[アウトカム指標]
ヘルニア手術における各術式の割合です。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|
【総件数】[件] | |||
ヘルニア手術 | 151 | 148 | 167 |
疾患別割合[%] | |||
ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 51.0 | 51.4 | 19.8 |
ヘルニア手術(大腿ヘルニア) | 1.3 | 0.0 | 0.0 |
ヘルニア手術(腹壁瘢痕ヘルニア) | 3.3 | 2.0 | 2.4 |
ヘルニア手術(臍ヘルニア) | 0.7 | 0.0 | 0.0 |
ヘルニア手術(内ヘルニア) | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 43.0 | 44.6 | 75.4 |
腹腔鏡下ヘルニア手術(腹壁瘢痕ヘルニア) | 0.7 | 0.7 | 1.8 |
腹腔鏡下ヘルニア手術(臍) | 0.0 | 1.4 | 0.6 |
(小数点第二位を四捨五入)
※検査件数は、「消化器外科(外科)」の診療実績をご覧ください。
- 分子:分母のうち疾患別の手術件数
- 分母:ヘルニア手術の総件数
看護に関する指標
看護師の定着率[アウトカム指標]
看護師の離職率が少なく定着率が多いことは、病院に慣れた看護師により安定的かつ質の高い看護が提供されるとともに、看護師にとっても働きやすい環境であることを示しています。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
看護師の定着率 | 94.8 | 93.4 | 91.2 |
(小数点第二位を四捨五入)
認定看護師の人数[アウトカム指標]
専門の研修を受けたスタッフにより、院内研修を充実させ、より安全で専門性の高いケアの提供に務めています。
[件] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
緩和ケア | 3 | 2 | 2 |
化学療法看護 | 1 | 1 | 1 |
感染管理 | 2 | 2 | 2 |
皮膚排泄ケア | 1 | 1 | 1 |
医療安全に関する指標
転倒・転落発生率[アウトカム指標]
入院している患者さんの中には年齢や病気の影響により、転倒したり、ベッドなどから転落したりする可能性が高い方もいます。転倒・転落の原因や要因について分析等を行い、予防策を講じて、転倒・転落を防いでいます。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
転倒・転落率 | 1.7 | 2.1 | 1.8 |
(小数点第二位を四捨五入)
- 分子:転倒・転落件数
- 分母:期間中の入院患者数(一般病棟)
個人情報保護・情報セキュリティ研修参加人数の割合[アウトカム指標]
職員の意識の向上を図るとともに、病院全体の医療安全を向上させることを目的とし、個人情報保護・情報セキュリティに関する研修を実施しています。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
個人情報保護・ 情報セキュリティ研修 |
100.0 | 100.0 | 95.8 |
(小数点第二位を四捨五入)
地域連携に関する指標
紹介患者率[アウトカム指標]
他の病院または診療所から紹介状により紹介された人の割合です。今後も地域で信頼される病院作りに努めていきます。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
紹介患者率 | 13.3 | 14.7 | 15.2 |
(小数点第二位を四捨五入)
- 分子:紹介患者数+救急車両初診入院患者数
- 分母:初診患者数-救急患者数
逆紹介患者率[アウトカム指標]
当院から他の病院または診療所に紹介した人の割合です。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
逆紹介患者率 | 6.2 | 6.6 | 6.2 |
(小数点第二位を四捨五入)
- 分子:逆紹介患者数
- 分母:初診患者数-救急患者数
医療サービスに関する指標
入院患者の患者満足度 [アウトカム指標]
当院が提供する医療サービスに対して、患者さんがどのように感じているかを把握し、その結果を反映していくことで、医療サービスの一層の充実を図るための満足度調査を実施しています。引き続き、高い患者満足度を維持・向上できるよう努めていきます。
[%] | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
当院の医療水準 | 91.2 | 90.8 | 92.4 |
当院の設備や環境、衛生面 | 93.3 | 92.0 | 93.0 |
職員の教養や教育、態度や姿勢 | 86.8 | 91.7 | 88.8 |
(小数点第二位を四捨五入)