内視鏡検査・治療

全ての消化器内視鏡検査・治療に対応する内視鏡センター

内視鏡検査・治療

内視鏡検査は、胃・大腸がんを含めた消化器疾患の早期発見・治療に有用な検査方法です。当院を含めた辻仲病院グループは、「苦痛の少ない内視鏡検査」を特徴としています。

開設以来30年にわたり、多数の患者さんにご支持をいただき、年間50,000件以上の検査を実施するに至りました。

辻仲病院柏の葉では、年間21,000件以上(1日平均75件以上)の内視鏡検査を行っています。特に、より高度な技能を要する大腸内視鏡検査は、年間11,000件以上になります。

*内視鏡検査の概要と検査を受ける流れについては「内視鏡検査の流れ」をご覧ください。

豊富な症例数による高い技術・診断力

内視鏡は、医師が症例数を重ねるほど技術が向上し、患者さんの苦痛が軽減し、病変の見落としも少なくなります。また、多様な症例を医師同士がカンファランスで共有することで、診断の質の向上にも繋がります。

当院は、「日本消化器内視鏡学会 指導施設」であり、多数の指導医・専門医が資格に甘んじず、多数の検査・治療を日々実践しています。

胃と大腸の同日検査も可能

当院では、胃と大腸の内視鏡を同日に続けて行うことも可能であり、また、「内視鏡センター」として、消化器内視鏡に関する全ての検査・治療に対応できます。

  • 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)、胃内視鏡検査(胃カメラ)
  • 大腸ポリープ切除、胃ポリープ切除
  • 「お腹を切らずに治す早期がんの内視鏡治療」
    EMR(内視鏡的粘膜切除術)
    ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
  • 「痛くない、恥ずかしくない」最新のカプセル内視鏡検査(小腸・大腸)
  • 小腸バルーン内視鏡による小腸内視鏡検査
  • 十二指腸内視鏡によるERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
  • 超音波内視鏡(EUS)、内視鏡による止血・ステント挿入・胃ろう造設、他

国が認めた内視鏡検査の有用性

厚生労働省の指針が2016年に改正され、市区町村や健康保険組合で実施する胃がん検診として、胃バリウム検査だけでなく胃内視鏡検査を推奨していく方針が発表され、内視鏡検査の有用性が国にも認められました。がん検診で定期的に内視鏡検査を受けることが当たり前の時代が来ています。

しかし、過去に内視鏡検査に苦痛や不安を感じて、受けるのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。特に大腸内視鏡検査は、医師の挿入技術や、医療機関の体制・ノウハウにより苦痛の度合が大きく違ってきます。つまり、「苦痛の少ない内視鏡検査」を受けられる専門病院を選ぶ必要があります。

動画「胃がん予防における胃カメラの位置づけとリスク」


内視鏡検査での鎮静剤使用について

当院で行っている工夫の一つとして鎮静剤の使用があります。以下の動画は鎮静剤使用についての解説です。

動画「内視鏡検査での鎮静剤使用について」

診療実績

胃・大腸内視鏡合計

  2020年 2021年 2022年
検査件数 19,046 22,274 24,548
ポリープ切除 2,279 2,724 4,182
うちEMR 495 551 683
うちESD 69 81 60

大腸内視鏡

  2020年 2021年 2022年
検査件数 10,087 11,745 12,677
ポリープ切除 2,278 2,722 4,146
うちEMR 491 540 667
うちESD 55 68 40

胃内視鏡

  2020年 2021年 2022年
検査件数 8,959 10,529 11,871
ポリープ切除 19 26 36
うちEMR 4 11 16
うちESD 14 13 20

担当医

 

診療担当医表はこちらから

 

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